2011/01/03

時代の潮目はまた変わるか

年末年始は、故郷の新潟を含め、さまざまな場所を訪れた。

訪れた先々で感じたのは、これだけ日本の政治経済の状況が厳しく、その前途が懸念されているのにも関わらず、人々の表情は暗くないことだ。
特に、故郷にはいつも同じ風景があって、同じ時間が流れている。

このように日本が変わっていないように見えたのは、現在の日本の危機が、急性ではなく慢性の、「静かなる衰退」であるからかもしれない。
でも、逆にいえば、まだ日本はリカバリーできないほどの大きな病を得ていないようにも改めて感じられたのである。

歴史をみれば、時代の潮目は5年、10年で大きく変わる。
全く予測のできない方向へ。

いまは日本にとって全てが逆風にみえる。明るい材料は本当に少ない。
だが、また追い風の時期が訪れるように思う。
希望をもって、努力を続けるべきだ。

科学技術の分野も同じだ。
日本の科学技術にとって、低価格への流れ、オープン化への流れなど、厳しい時代の趨勢がここ十数年続いてきた。
そうした流れに乗って成功した例もあるけれども、やはり日本の科学技術を全体的にみれば、多くの厳しい環境条件に囲まれている。

しかし、日本の強みが生きる時代はまた来ると思う。
だから、いま、その強みを価値が無いものとして放棄してはならない。

時代はきっと変わる。

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